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魯雪北京パートナー / 弁護士Tel:(86-10) 6892-1000E-mail:luxue@wanhuida.com業務分野:商標、著作権、競争法、知的財産訴訟、海外展開、調査・証拠収集および行政保護使用言語:中国語、英語
魯雪は、雲南財経大学にて法学修士号を取得後、知的財産分野の実務に従事してきました。2010年に万慧達社に入社し、商標代理業務等を経て、2012年以降は商標に関する行政訴訟および民事訴訟を中心に担当しています。
主な取扱分野は、商標の権利付与・権利確定に関する行政事件、ならびに商標権侵害および不正競争防止法に基づく民事事件です。これまでに800件を超える商標関連訴訟案件に関与しており、担当した複数の案件が各級人民法院において知的財産分野の典型事例として選定されています。
これまで、Microsoft、ロレアル(L’Oréal)グループ、ダノン(Danone)グループ、エルメス(Hermès)、ラコステ(Lacoste)、ミシュラン(Michelin)グループ、LVMHグループ、フランス国立原産地名称研究所(INAO)、ZIPPO、Comcast、六福珠宝(Luk Fook)グループ、商湯科技(SenseTime)など、国内外の企業・団体に対し、中国における商標権の取得、維持および紛争対応に関する法務サービスを提供しています。
雲南財経大学 法学修士課程修了
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北京市知的財産専門家データベース登録専門家(2020年)
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北京市弁護士協会 著作権委員会 委員(第11期・第12期)
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北京市海淀区弁護士協会 海淀文化宣伝・ブランド構築業務委員会 委員
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北京工商大学法学院 修士課程学生向け校外実習指導教員
- 【登録商標の3年不使用取消請求(実質的使用意思】
ゼネラル・ミルズ社(General Mills)を代理し、商標「湾仔码头(湾仔碼頭)」について不使用を理由とする取消請求を行いました。北京高級人民法院および最高人民法院は、提出された使用証拠が形式的・象徴的な使用にすぎないと認定し、商標登録の取消を認めました。本件は2015年の最高人民法院知的財産裁判年度報告事例に選出されました。
- 【登録商標の3年不使用取消請求(虚偽証拠への対応)】
潘弟氏を代理し、江西省のミネラルウォーター商標「恒大」の取消に成功しました。本件は、3年不使用取消制度における商標使用証拠の審査基準を明確化するとともに、不誠実な訴訟行為に対する裁判所の厳格な姿勢を示した先例として評価され、2017年度北京市法院知的財産司法保護10大典型事例に選出されました。
- 【一般名称該当性の判断】
マイクロソフト(Microsoft)社を代理し、商標「POWERPOINT」の登録を実現しました。商標が一般名称に該当するか否かをめぐる登録可能性の判断に関する重要な事例であり、「2016年度北京市法院知的財産権司法保護10大革新的事例」に選出されました。さらに、香港の法律専門メディア『商法』においても、2017年度の紛争・調査案件部門の「傑出した取引案件」に選定されています。
- 【悪意ある冒認出願・登録の認定】
アクリス(Akris Prêt-à-Porter AG)社を代理し、商標「A-K-R-I-S」の無効化に成功しました。本件は、北京知識産権法院の2017年悪意商標登録典型事例に選出されました。
- 【行政訴訟における著作権認定】
広州市例外実業有限公司を代理し、先行する文字標識は先行著作権を構成しないとして、広州市文化執法総隊の行政処分決定を取り消すべきであるとの判断を裁判所から得ました。本件は2016年「広州法院知的財産権10大典型事例」に選出されました。
- 【馳名商標(日本における著名商標に相当)の初回司法認定】
「哈根達斯(Häagen-Dazs)」「多美滋(Dumex)」「玫琳凱(Mary Kay)」「湾仔碼頭」「CLARINS」など、複数商標について初回の司法による馳名商標認定を実現しました。また「酷狗」未登録商標についても司法による馳名認定を取得しました。本件は中国商標協会「2016~2017年優秀商標代理事例」に選出されました。
- 【非伝統的商標】
スチール(STIHL)社を代理し、色彩の組合せ商標が使用により顕著性を取得したことを司法判断により認めさせました。また、シャネル(CHANEL)社を代理し、バッグ形状および香水瓶形状の立体商標出願を担当し、立体商標に関する最新の国際的審査基準の実務運用に携わりました。
- 【集団商標・地理的表示】
シャンパーニュ委員会を代理し、集団商標・地理的表示「Champagne」に対する侵害行為の差止請求訴訟に成功しました。本件では「Champagne」が馳名商標と認定され、中国において外国の地理的表示・集団商標が馳名商標として認められた初の事例となりました。
- 【著作権研究プロジェクト】
2021年、中国科学技術協会学会サービスセンターによる「国際知的財産権事例集」プロジェクトに参加し、国外著作権事例の分析を担当しました。
2022年には、「科学技術雑誌著作権法務サービス」プロジェクトに参加し、『科学技術雑誌著作権保護ガイドライン』の作成に携わりました。
同年、「学術詐欺防止マニュアル」作成プロジェクトにおいて、調査・整理・執筆を担当し、図解付き『学術詐欺防止マニュアル―学術論文編』を完成させました。
北京市海淀区司法局「海淀区優秀弁護士」(2019年)
全国優秀知的財産権弁護士TOP50(2021年)
- 『国際知的財産権事例集』の編纂に参加
- 副編集長として『科学技術雑誌著作権保護ガイドライン』を執筆
- プロジェクト担当者として『学術詐欺防止マニュアル――学術論文編』を完成
- 「馳名商標認定――異なる観点から見た保護範囲」
- 「三重の壁を超えて――未登録馳名商標が保護に至るまで(全3回)」
- 「商標法第11条第2項――色彩のみからなる商標の顕著性立証」
- 「商標法第30条――識別力を欠くいわゆる『ゾンビ商標』の排除」
- 「3年不使用取消制度における商品範囲と流通到達性の判断」
- 中英文字および図形結合商標における使用認定に関する北京市高級人民法院の判例解説